タンパク質の過剰摂取について
皆様こんにちは!!
ダイエット&ボディメイク専門パーソナルジム「カロリートレードジャパン宜野湾」代表の渡名喜莉久と申します。
ここ数年で食事に関する知識はメディア等を通じて多く紹介されてきました。その中でも、特に「タンパク質」という栄養素は私たち人間の体を作っていく上でとても大切な栄養素です。
では、そのタンパク質はとても大事な栄養素ですが「過剰摂取してしまうとどうなるのか」、「体にとって害はあるのか?」などについて今回は解説していきたいと思います。
タンパク質の取り過ぎはよくないの?
タンパク質の摂取量を増やした場合、気になるのが過剰摂取のリスクです。糖質や脂質より摂取過多によるリスクは低いものの、過度な摂取には注意が必要です。
過剰摂取によるリスク
タンパク質の過剰摂取によるリスクは体脂肪の増加だけではありません。タンパク質の分解過程で発生した有害なアンモニアを無害な尿素へと変換するために肝臓が働き、その尿素を排泄する為に腎臓が働きます。処理するタンパク質の量が過剰になると肝臓、腎臓がオーバーワークで疲労し、体のコンデション低下につながる可能性もあります。さらに、タンパク質の過剰摂取で体内のカルシウムが排泄されやすくなるため、タンパク質の摂り過ぎが骨量の低下や骨粗鬆症のつながる可能性も考えられます。そういったリスクを避ける為にも、タンパク質は無駄なく適量を摂取する工夫が必要となります。
摂取量に上限値はない!
糖質(炭水化物)を過剰に摂取すると肥満や糖尿病になるリスクが高まります。脂質も同様に過剰摂取してしまうと、体脂肪が増えて肥満になり、動脈硬化につながる危険も高くなります。それに対してタンパク質は、過剰に摂っても健康問題につながるリスクが低いです。厚生労働省「日本人の食事摂取基準」でもタンパク質摂取量に上限値は設定されていません。
余剰タンパク質の行方は?
体内のアミノ酸プールにストックできるアミノ酸の量には限度があるため、一度にタンパク質をたくさん摂取しても、一定量以上は筋肉の材料にはなりません。つまり、余剰分が発生してしまうのです。
しかし、余剰分のタンパク質は、アミノ基と炭素骨格部分に分離され、アミノ基のほとんどは体外へ排出されます。炭素骨格部分はエネルギー源として利用されたり、脂質や糖に変換されたりします。このためタンパク質も過剰摂取すれば体脂肪の増加につながるリスクがあります。(ただし、タンパク質は脂質や糖より食事誘発性熱産生が高い)
まとめ
今回は、タンパク質の過剰摂取による体に与える影響などについて解説してきましたがいかがでしたか?
普段からタンパク質を基準に食事をしている方、また筋量アップのためにタンパク質を体重の数倍摂取している方々は、もう一度そのタンパク質量が「自分の体に適している量なのか」、「体調に変化はないか」など見つめ直してみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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ーこの記事を書いた人ー
カロリートレードジャパン宜野湾店 代表
渡名喜莉久 となきりく